Day18(24-8-23)津―豊橋
朝7:10出発。曇り。空は暗く、いつ降り出してもおかしくない。
こんな機会でない限り絶対行かないと考え安土城へ。信長が建てた安土城は名前だけは有名だが、訪れた人はどれくらいいるだろう?もっと近いかと思ったら、2時間半ほどかかった。
やはりお城跡は、近年造った物でもいいから天守閣がないと人気にならないのだろう。単独の小さな山(安土山?)全体が安土城になっている。最初の入り口辺りがこんな感じ。
それから急な坂を登り始める。坂の始まる左右に羽柴秀吉(左側)と前田利家(右側)の邸宅跡と言われている場所があり、入り口を固めるような形。
やっと登り着いた頂上に本丸と天守閣の跡がある。礎石だけがあってもな~~
そこから見える景色も木が邪魔してあまり見えない。琵琶湖とつながっている西の湖と安土町が少し見える。信長が住んだころには周りを見渡せたはずだから、もうちょっと木を切ったりして整備してもいいのになと思った。
安土城は1579年に完成して信長が住んだが、1582年には本能寺の変で明智光秀のものに。しかし、光秀も秀吉に負けてすぐ本丸も天守閣も焼失。1585年には小牧長久手(こまきながくて)の戦いで子の信雄(のぶかつ)も秀吉に負けて廃城へ。悲劇の城です。
さてまだ雨は降りだしいないので、次の場所へ。「養老天命反転地」。名前からしてただ事ではない雰囲気。何年か前、ネットでこの存在を知って気が気ではなかった。ネットの写真をどうぞ。
ただし、内容は良く知らない。とにかく行って見る。途中、運転もままならないような大雨。到着して時は止んでいたが遠くで雷が。これじゃ外を歩けないと考え、入るのをあきらめた。写真もいいものが撮れなかった。客はいないし、老朽化しているし、子供の公園みたいだった。ネットを詳しく見るとやはり入らなくて良かった。名前にだまされた感じ。
https://www.yoro-park.com/facility-map/hantenchi/
これから雨だろうから、屋内の施設に行こう。そう、愛知と言ったらトヨタ。「トヨタ博物館」だ。そこに行くまで、またまた何度も短時間の大雨。到着。さすが天下のトヨタ。
「四国自動車博物館」とは規模が桁違い。あそこと比べるな! と言われそうだが。。。レプリカも何台かあったが殆どすべて本物。
名前だけは知っていたが、世界で初めて流れ作業で量産され自動車王国アメリカを作った「T型フォード」の実物を初めて見る事ができた。
で、今日はもっと西に移動して豊橋まで。この時も、何度も大雨で運転に苦労した。今日の泊りはここ。
今日、ロシアではブリゴジンがプーチンによって暗殺されるは、アメリカでは大谷さんが腕をケガするは、日本では私が「養老天命反転地」に入れないはで散々な日だった。明日は晴れてくれ!
走行距離:259㎞
走行ルート: