もっと西と南を知りたくて

23年酷暑の夏を車でトロトロ

Day4(4-8-23) 珠洲ー郡上八幡

4:00起き。もう暑いというかずっと暑い。気温26度。暑くて湿度が高い。テント濡れ濡れ。撤収して5:00発。今日もネットカフェへ直行。

7:00ネットカフェ、快活クラブ高岡店到着。

このネットカフェの運営元を知っていますか? 東京オリンピックの贈賄で一躍有名になった、紳士服の青木のAOKIホールディングス(8214)です。会社四季報によると、ファッション部門の売り上げが50%強。このエンタテイメント(ネットカフェ他)部門が40%強で、利益はこの部門が稼ぎ出しています。株価も今年の2月ごろから右肩上がり、配当も3%と中々優良株になっています。今回毎日使っていますが、清潔で使い勝手も大変良い!

鍵付き個室が並んでいて、シャワーもあり、コインランドリーも完備。昨日も、ブログ書いた後、どこかコインランドリー探さないとな~~~1時間無駄になるな~~~と思っていたら、ここでブログ書いている間に洗濯も終わってしまった! これは便利。24時間いつでも入れて、かつ絶対(ということもないだろうけど。。)空いている!

さて今日は、白川郷を目指します。と庄川沿いの細い道を登っていたら、白川郷の前に五箇山の合掌造りの二つの集落があると看板。これは行かなきゃ。相倉(あいのくら)合掌造り集落と菅沼合掌造り集落。

まず相倉集落。

コンパクトながら、大変きれいな合掌造り集落。夏空の雲の下の可愛い合掌造りと、実際に居住していて観光客も入れる合掌造りの家をお楽しみ下さい

居住しているご主人に聞いたら、この茅葺は15年ほど架け替えしなければならず、費用は3000万円(三千万)ほどかかる。かなり税金の補助があるとの事。そうじゃないとやってられない! この集落の起源を知りたい方は下をご覧ください。

次に向かったのが、菅沼集落。

相倉集落より、少々コンパクト。この集落は国道から50mほど下がった所にあり。そこに行くためにエレベーターまで付いていた。私以外の老人には嬉しいサービスです。

突然ですが、エンゼルスと言えば大谷翔平五箇山と言えば「こきりこ節」でしょう。私でさえ、出だしの歌詞を知っていた! 恐るべし「こきりこ節」。

こきりこ節 富山県民謡 - YouTube

さて白川郷へ。2つの集落が富山県で標高400m程。さらに登って480m程の岐阜県側に白川郷があります。白川郷と言えばこの写真。

夢にまで見た(実際は見てないけど。。)白川郷。雪の積もった景色が有名だけど、冬に来るのは大変だろうな。。集落も広い広い。五箇山の2つの集落を合わせたものよりかなり大きく、外国人観光客も沢山。

ぐるっと回るだけでも大変です。かつ最初にあげた集落を見下ろすパノラマスポットは大々的には案内していないようです。展望台駐車場が狭いため、皆が行き始めたら大変な事になります。駐車場が空いてたらOKですよというスタンス。シャトルバスが出ているらしいけど、私は知らずに行って、たまたま駐車場が空いていました。やはり人間、欲張らずに正直に生きていれば報われるものです。

これら五箇山白川郷の農家は養蚕、紙すき、塩硝(鉄砲火薬の原料)を営んでいたとの事。皆様の日常の会話のネタになれば幸いです。

さて白川郷を後にして、今日の宿泊地「長良川オートキャンプ場」へと、さらに山を越えて行きます。すると突然、石を積み上げた、巨大な建造物が目の前に!ピラミッドか?突然で、予備知識もなく、かつ細い道で車を止めるスペースもなく写真は撮れなかった。登った先で調べると御母衣ダム(みぼろ)。下から見上げた時の驚きは大きかった!

tabi-mag.jp

郡上八幡の近くにキャンプ場があるが、せっかくだから名前は知っているこの街を車でぐるりと一周してみた。驚いた!細い道の古い町並みが続き、そこにちゃんと人が住んでいる。シャッター街ではない。「生きた地方の街」を見て幸せな気分になった。

www.kankou-gifu.jp

飛騨高山もいいが、ここ郡上八幡の方が私的には6-4で勝っていると思った。ここも全く予備知識がなく行ったので、驚きは格別であった。白川郷も高山も郡上八幡岐阜県! 岐阜県恐るべし!!! ガンバレ熊本!

で、キャンプサイトに到着。長良川沿いのキャンプ場で、昨年12月オープンでグランピングとキャンプができる。

グランピングには二組いたが、キャンプは私だけだった。前日テントを張ったが、撤収が面倒くさかったので今日は車中泊。でもずーーと暑く、風も吹かず、湿気も多く、あまり寝れなかった。岐阜県恐るべし!

走行距離:305km

走行ルート:

www.google.com