もっと西と南を知りたくて

23年酷暑の夏を車でトロトロ

Day10(10-8-23)津和野ー熊本美里

昨晩は「津和野は山に囲まれていて風は吹かない!」と根拠ない確信で寝たものの、2時くらいには強風が叩く音で(木造の一軒家)でうるさかった。雨風落ち着いた7時半に山口に向けて出発。途中すごい大雨で、ワイパーも負けそうだった。山口のネットカフェに着く頃には小雨。風はまだ強い。

治まって来たので11時出発。台風の余波が心配だが、がーーっと高速で行けるところまで行くことにした!九州に入ると雨風ナシ。なんか拍子が外れた感じ。それなら、途中の太宰府天満宮に寄ることにした!

ここは、多分40年ぶり以上。ネームバリューのお陰で、防府天満宮とは違い台風一過の次の日にしては韓国、中国系の観光客多し。

「心字池にかかる~~♪ 三つの赤い橋は~~♪」を渡り、

本殿へ。ここでも核廃絶をお祈りしました。

やはりここに来たら「梅が枝餅」を食わないと年を越せないので、一個150円の梅が枝餅を食し、昼メシにしました。

もう雨風の心配はなくなった?ので、ここまで来たらゴールは近い。それだったら、行こうと思って今までかなわなかった「吉野ヶ里遺跡」へ。去年は登呂遺跡にも行った、何年か前は青森の三内丸山遺跡遺跡にも行った。これで縄文、弥生は制覇したと言っていいだろう!

吉野ヶ里遺跡」の最初の感想は、弥生は年寄に優しい!というものだった。大人の入場料460円に対し、前期高齢者になると200円。56%引き! まるでTVショッピングの値引き! 次に「風が強い!!!!雲も黒くどんより!!湿気も高く気持ち悪い」という瞬間風速的な感想もあった。 

それにしても広い、遺構・遺物も大きく沢山ある。弥生時代になると食料を守るためにムラが柵でおおわれ、高い見張り台が沢山ある。ムラ意識がここから生まれて来たんだろうな~~~。

ひときわ高い建物があった。遠くから見えたが、こんな高い建造物があるはずはない。これは現代の子供用アトラクションに違いないと思ったら、「主祭殿」を復元したものであった。

ここで指導者たちが話し合ったり、祖先の霊に祈りをささげる儀式を執り行ったりしたらしい。しかし、このような巨大な建造物を造れるとは弥生は侮れない。

二階の会議の風景と三階の宗教的儀式

やっと故郷美里町の緑川ダムに到着。台風のせいで水は茶色。私の家はすぐこの近く。めでたく帰って来れました。

走行距離:384㎞

走行ルート:

www.google.com

という事で、「Mission Possible 前期高齢者の道楽」の前編終了。後編は17日から(公開は18日から)。お見逃しなく!